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お気楽な日々達2003年3月分

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2003/3/27 Thr.

●お仕事ピーク。それはさておき(笑)、そろそろメトモードに入るべく、ベルクのピアノソナタを聴いてみました。再販されたばかり@DENONクレスト1000の高橋悠治77年の録音。うむむ、これはなんだか奇妙な感覚です。ソナタの素材(主題)がパラパラと均等に並立して聴こえてくる。こんな表現は、ワタクシ的には初めてです。なんというか、遠近感のまったくない、平面的な等間隔の世界。最初は非常に新鮮に聴こえたんですけど、こういうアプローチって10分も聴き続けるとなんだかどれも同じに聴こえてしまって、形式感を感じられず漠然と時間が過ぎるだけと思ってしまいました。こういうアプローチもあるってことで、ワタクシ的には大変勉強にはなったけど、この演奏が好きかと言われるとうーんと唸ってしまいます。同じ冷徹さでも、ポリーニではこうは聴こえないのはなぜなんでしょうね? ちなみに、うちにあるCDは、ポリーニ、グールド、内田光子、そして高橋悠治、シャイーのオケ版ですが、他にお勧めありましたら是非教えてください。Webでざっと検索してみると、ペライアあたりは気になりますね。園田高弘なんかもCDを出しているんですねえ。。。

●えへへ、ついに我が家もブロードバンドかな? 光収容装置があるためにADSLを引けないと言われてからずっと我慢の日が続いたのですが、ようやくBフレッツに対応するとのことで早速申し込みをするつもり。4月末には晴れてお気楽ネットサーフィン@死語やり放題となるでしょう。この際、多少のコストアップには目をつぶるつもりです(あれ? 目って「つぶる?」「つむる?」 辞書を見る限りどちらでも良さそうですが)。

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2003/3/26 Wed.

●なんだ、田嶋陽子さんって、都知事選出馬ぢゃないんだ。ちょっと残念。(^^;;

●ナカタケさんのサイトによると、「空襲」は襲われる側の表現、「空爆」は襲う方の表現だそうです。単に主語と述語の問題ですけど、ずいぶんと受けるニュアンスが違いますね。

●この手のものがあると、性懲りもなくすぐに飛びついてしまいます。(^^;; 今度は色占いをやってみました。ワタクシの心の色は「黄色」、タイプは「正直者は救われる」だそうです。正直者で行動力がある、機転が利き頭の回転が速いのだが、優柔不断で周りの雰囲気に流されやすい、不満を自分の中に溜め込んでしまうという「少し変わり者」なんだそうです。適している職種は、政治家、芸術家、警察官、サラリーマン、フリーター、ひも。。。最後がいいなあ(笑) それにしても「黄色」とは意外でした。ワタクシ的には好きな色は寒色系の「青」で、「黄色」は一番苦手な色だと思っていたのですが。。。

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2003/3/24 Mon.

●「空爆」と「空襲」って、何が違うの? 実態が同じならば、なぜわざわざ言葉を変えるの?

●戦争についてコメントするつもりはありませんが、ここにきてにわかに注目されているのが「ブロッグ」。みなさんはご存知でしょうかね? 日記形式のWebサイトのことで(Weblog)、一般的にはプロバイダが提供している雛型に沿って文章さえ入力すれば簡単に情報発信できるというもの(あってる? 多くは無料で提供されているようですが。。。)。はてなダイアリーなんかは、ブロッグなのかな? ワタクシのような「お気楽日記」は、ブロッグではなくソースをべた打ちしています。こうしたサイトの多くはデザインが豊富(スタイルシートで手軽にデザインを変えられる)なので、ちょっぴりうらやましい反面、昔からのHTMLベタ打ちの身としては邪道だよなってちょっぴり歪んだ感情を持ってしまいます。ちょっと一歩踏み出せば簡単で豊かなデザインの世界に入れるのに、昔ながらのやり方に固執してしまう。うむむむ、、、ちなみに、イラク戦争で有名なのは、こちらのバグダッド在住と称する男性によるWhere isRaed?というサイトのようです。なんだか良くわかりませんが。。。(^^;;

●「千と千尋」がアカデミー賞@長編アニメーション賞を受賞。決して悪い映画ぢゃないと思いますが、ワタクシ的にはアニメ映画といえば「カリ城」であり、「ナウシカ」「ラピュタ」「もののけ」だなあ。。。いずれも、映画音楽が素晴らしいですからねえ(もっとも、もののけはあまり印象がないです)。

●ドクター中松、都知事選出馬へ。ノーコメント。(^^;

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2003/3/21 Fri.

●更新情報のみ。先週末の東京楽友協会管弦楽団の第74回定期演奏会のレビューを行いました。なんと、3年ぶりの演奏会レビューです。(^^ ちょっと長文&辛口ですが、お付き合いください。で、指揮者の橘さんって、マンドリンにも縁があるんですね。北海道の団体で指揮を振られているとか。どうやら同い年のようでもあり、なんだか急に親近感が沸いたりしています。

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2003/3/19 Wed.

●えへへ、サントリーのGokuri@グレープフルーツ味が再販。これでまたしばらく楽しめます。オレンジはイマイチでしたからねえ。。。

●年度末締めのお仕事でちょっとめいっぱい。お気楽の方も気力がなかなか続かないので、しばらくは停滞モードということでご容赦いただきたく。あ”、楽友のレビューはもうすっかり出来上がっているので、明日にでもアップの予定です。あわよくば、2月のクリマンレビューなんかもいっしょに掲載できると大吉かも。。。

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2003/3/17 Mon.

レコード軽術の「ネタにならない話」最新版は面白いですね。作曲家や演奏家にまつわるお話ですが、ベートーヴェンの命日の3/25前後や午と巳の年の話は、ワタクシとしては思いっきり信じたいところ。どこかで何かがつながっているんでしょう。質量保存の法則ならぬ、芸術的な才能エネルギー一定の法則?(笑)

●土曜日には、久しぶりに演奏会を満喫。おなじみまるまがじんさんが参加されている、楽友協会の定演に行って来ました。こういうプログラムを当たり前のようにそつなくこなすことに、正直うらやましく思いましたね。まるさんのドソロ@プロコも、(後半ちょっとごにょごにょしましたが)音程音色ともに大変良かったです。で、勢いで辛口系レビュー@長文を書いたのですが、もう少し寝かせて後日アップします。年末のマンドリンサミットで、レビューを公開する際にはいろいろと神経を使うべきだって話を聴いたものですから。。。笑 そうそう、ばったりKさん@今年は勝負の年?にお会いしてお話もでき楽しい一日でした。お互い、年齢ばれちゃった。。。笑 で、やっぱりはむらぼにも掲示板を置くべきかなあ。HP作成ソフトを使うべきかなあ。。。(^^;;

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2003/3/12 Wed.

●おお! 昨年は上野動物園のシロクマだったけど、今年は多摩動物園のユキヒョウ訓練だ。新人さん、ご苦労さんでした。それにしてもなあ。。。(^^;;

●ケーゲル&ドレスデンの続き。自分自身がマンドリンという演奏をする立場にいるからなのですが、表現力としての「クレシェンド」の力を再認識。マンドリン合奏って管楽器や打楽器があまり入らないので識彩感は薄いですし、楽器の特性から最大音量が絶対的に少ないです。ですから音楽表現がどうしても「小さい音量」や「テンポ変化」を武器としがちで、いわゆるロッシーニクレシェンドでうならせるってあまり得意ぢゃない(迫力ある演奏は多いですが、単にアクセル全開、スピード違反=走るってだけなんですよね)。でもやはり人の心を大きく(有無を言わさず。。。笑)動かし、気持ちを高揚させるのって、聴衆の予想を裏切るほどの息の長い「クレシェンド」なんですよね。音量とともに音の厚みが増して、そして緊張感がどんどんと高まっていく。そんな「クレシェンド」、決して一人では出来ないオーケストラならではのサウンドを実現してみたいなあ。。。

●自宅にはざっと1000枚強のCDがあるのですが、ワタクシの特徴はこんな感じ。

 1.好きな作品ばかり買うので、同じ曲が何種類もある
 2.分野や作品はかなーり偏っており、知らない曲はあまり積極的には集めない
 3.CDはオケ作品が大半だが、まず第一に指揮者で選んでいる
 4.好きな指揮者や演奏者のものは、なるべくたくさん集める
 5.気になる新譜は販売直後に買うことが多いが、それほど流行を追う方ではない
 6.音盤情報はWeb上のレビューから入手することが大半
 7.新品も中古もあまり区別なく買う
 8.どちらかというと輸入盤が好き(安いことと発売が早いことが理由)
 9.全集ものやオムニバスものはあまり買わない
10.買い物リストは常時10枚以上を確保している

で、何がいいたいかっていうと、この基準でマンドリンCDを集めようとすると、まず条件3で対象がゼロになってしまうんですよ(笑)。マンドリン業界で好きな指揮者って、、、ほんといないからなあ。というか、そもそもオケものに限って言うと、指揮者が軸になっているわけではなく、団体のライブ録音ってのしかないですからね。ですから取り上げられた作品も、オムニバス的にごちゃ混ぜって感じで、ボッタキアリ作品集やファルボ作品集、藤掛作品集なんてのがほんとに少ない。あってもせいぜい数枚。音盤レビューページもごくごくわずかしかありませんし、うーん、早くこういう状態から脱して、演奏そのものや指揮者の解釈ってんで音源を選べて鑑賞できるようにならないかなあ。。。な、ならないか?(> <)

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2003/3/11 Tue.

●新着CDを二つ。まずはケーゲル&ドレスデンの日本ライブ@Altus。結論から言うと、バッハのG線上のアリア@アンコールが大変良かったですねえ。。。笑 いちお、当日の曲順と同じ、コリオラン序曲、田園、運命と聴いたのですが、某評論家氏が絶賛するほどの感動はなかったかも。ちょっと期待しすぎたかな? でも、決して悪い演奏ではないですし、運命などは終楽章のテンポ設定など非常に楽しいものがありました。チェリなどと同様、このように一音一音に意味合いを込めて絶妙で繊細なバランスを構築する音楽って、聴く側に大きな負担を強いるので、通勤の行き帰りの騒音の真っ只中、隣の酔っ払いオヤジが押した押されたってトゲトゲする中では、良さを満喫できないのは仕方がありませんね。またじっくりと聴く機会を早く見つけたいです。

●で、期待とのギャップという点では、「その場に居合わせなかった寂しさ」ってのが大きいように思いました。当日の演奏会場に行った人やFMかな?放送を聴いた人たちの間で、長くCD化が待たれていた音源のようで、いわば伝説化した演奏だったのですが、そのような人達にとってはあの日の感動の再現ってことでかけがえのない一枚になるんでしょうね。そのことを知らなかったワタクシにとっては、どうも大ヒットしたトレンディドラマを再放送で見ているような感覚でしかなく、「面白いんだけど、そこまで騒ぐほどこの演奏にのめり込めない」という冷めた感情をぬぐえないのでした。きっと当時からこの演奏を知っていたら、ワタクシもきっと大騒ぎしただろうなあ、世紀の大名演ってね。

●ということで、当たり前のことですけど、音楽の楽しみってきっと演奏そのものだけでなく、そこに至るまでの過程、例えば、演奏会を選んで、チケットを手配して、気のあった人といっしょに会場まで行って、そして「その場に居合わせる=音楽を異質な空間の中で多くの人とともに体験する」ってことがとても大きな要素になるんだなと改めて感じたのでした。

●あ”、もう一枚の話ね(笑)。インマゼール@古楽器のチャイコフスキー。交響曲4番はまだ聴いていないのですが、組曲「くるみ割り人形」を聴いてみました。いやはや、ガット弦の音色がこれほどまで似合わないとは(笑)。弦が控えめなので管楽器とのバランスはとても良いのですが、固定概念なのかな?やっぱり花のワルツなどはもっとつ艶やかな音色が欲しいです。あとはね、チャイコを古楽器でってアプローチは面白いと思うのですが(弦セレやピアノ協奏曲などを聴いてみたいですね)、この一枚はそれ以上にインマゼールの攻撃的な解釈が耳についてしまって残念。ガーディナーあたりだときっともっと違う解釈なんでしょうね、まず振らないでしょうけど。。。(^^;;

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2003/3/10 Mon.

●先週末8日で日菜は2歳。従兄弟のあゆちゃん、もっくんから、トミーのマイクロペットというおもちゃをいただきました。へえーっ、世の中にはいろいろなものがあるんですねえ。ギネスの世界で一番小さい音に反応するおもちゃなのだとか。あはは、Webサイトには裏技も書いてある。ほんとは6歳以上が対象なので日菜にはまだ早く、お気楽な奥さんの方がはまっているようですが、それでも「ピーチちゃん! ピーチちゃん!」って叫んでは反応を楽しんでいます。やはり、双方向コミュニケーションってのはとても大事なのね(笑)。

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2003/3/6 Thr.

雛祭り

●うちにも2度やってきた、里○香14才(中2)。送信者が違うんだけど、内容は同じ。ということで、さっさとゴミ箱入り。ウイルスが憑いていなかっただけ、良しとする?

●すでに3/3を過ぎてしまいましたが、お雛様の写真を一つ。昨年は初めてということもあって娘も目がキラキラしていたのですが、今年はそこまではしゃぐということはなかったのがちょっと残念。花より団子ということで、人形そっちのけで雛あられをくれくれって言ったり、雛人形もしまじろうやトトロなどのぬいぐるみやマクドナルドのおまけなどと同列になりつつあるのかな?(笑) ともあれ、無事にこの一年を過ごすことができたことに感謝し、来年はどんな成長をみせてくれるのかを楽しみにしています。あ”、お雛様はこの週末に片付けようと思っています。婚期が遅れても、この際。。。笑

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2003/3/4 Tue.

●サンカンシオーン。体調が急速に悪化しそうになりましたが、普段よりかなり濃い目のイソジンうがい薬で撃退。事なきを得ました。ということで二日分をアップ。

●ささざき歴史2の第22話@ブリテン第23話@ブルッフを更新。奇跡の連荘です。ワタクシ的には、どちらもほとんど知らない作曲家。ブリテンはCDや譜面を何度も買ってそれなりに知っているはずなのですが、どうしてもピンと来ないんですよね。いまだに良さがよくわからない。まだまだ勉強が足りない作曲家です。ブルッフはねえ、、、あまり興味もないんでパス1ということで。

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2003/3/3 Mon.

●新年度を前に、組織編成や異動などの動きが耳に届くようになりました。「人」の「事」は、まわりまわって自分の事。いろいろ考えさせられることが多い今日この頃です。

●12月末に開催された品川サミット@オフミーティングの様子がちょっちさんのサイトにアップされました。トップページからサミット、品川チェロパサミットとたどってみてくださいね。宿題が明記されているんで、ちょっと汗。そしてワタクシの写真も一部載っているので、これまたちょっと汗。似顔絵を除けば、Webサイトでの写真は初公開。(^^;; へへへ。写真といえば、2001年12月に出したメトのCD@虹色機関Iのライナーノーツにもマンドリンを弾いている写真が写っています。ご参考まで。(^^;;

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